【保存版】ギター&ボーカル上達に役立つ!
初心者がブックマークすべき信頼のサイト10選
はじめに:なぜ「信頼できる情報」が、あなたの上達スピードを劇的に変えるのか?
皆さん、こんにちは!新潟市秋葉区のギター&ボーカル教室「PocketBeat.net」の中村篤史です。
このページを訪れてくださったあなたは、きっと「もっとギターが上手くなりたい」「もっと魅力的な声で歌えるようになりたい」という熱い情熱をお持ちのことと思います。その素晴らしい気持ち、心から応援させてください。
さて、ギターやボーカルを独学で練習していると、必ずと言っていいほど「情報の洪水」という壁にぶつかります。インターネットで検索すれば、無数の練習法、機材レビュー、奏法解説が見つかります。しかし、その中には残念ながら、古かったり、不正確だったり、あるいはあなたの上達レベルには合っていなかったりする情報も少なくありません。
「Aというサイトではこう言っているけど、Bという動画では違うことを言っている…一体どれが本当なんだ?」
「この高価なエフェクター、レビューは良いけど本当に自分に必要なんだろうか?」
こうした情報の迷子状態は、貴重な練習時間を無駄にしてしまうだけでなく、「自分は何をやってもダメなんじゃないか」というモチベーションの低下にも繋がりかねません。それは、あまりにもったいないことです。
上達への一番の近道、それは「信頼できるコンパス」を持つこと。つまり、いつでも立ち返ることができる、正確で権威ある情報源を知っておくことです。
この記事では、私自身が長年の音楽活動の中で、生徒さんにも自信を持っておすすめしている「絶対にブックマークしておくべき信頼の公式サイト&専門メディア」を10サイト、厳選に厳選を重ねてご紹介します。ただサイトを羅列するだけでなく、「具体的にどう活用すれば、あなたの上達に繋がるのか」という視点で、一つひとつ魂を込めて解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたの情報収集の質は劇的に向上し、迷いなく練習に打ち込めるようになっているはずです。さあ、一緒に「本物の情報」が眠る宝の地図を広げていきましょう!
【機材編】”本物”を知る旅へ。知識は公式サイトから!
楽器や機材は、あなたのサウンドを形作る大切な相棒です。その相棒のことを深く、そして正しく知ることは、上達の第一歩。ここでは、世界中のミュージシャンが信頼を寄せる大手メーカーの公式サイトをご紹介します。単なる製品カタログとして見るのではなく、「音楽の歴史が詰まったミュージアム」を訪れるような気持ちで覗いてみてください。
Fender(フェンダー)公式サイト
このサイトを一言で表すと?
「エレキギターの歴史そのもの」。ストラトキャスターやテレキャスターといった、音楽の歴史を創り上げてきた名機たちのすべてがここにあります。
どんな人におすすめ?
- すべてのギタリスト、ベーシスト(特にロック、ブルース、ポップス好き)
- 「良い音」の基準を知りたい初心者
- 自分の持っているフェンダー製品の正確なスペックを知りたい方
具体的な活用術
まずは「製品」セクションから、憧れのギターやベースをじっくり眺めてみてください。美しい写真、詳細なスペック表、そしてそのモデルがどんな歴史を辿ってきたのか。それらを知るだけでも、あなたの楽器への愛情は一層深まるはずです。特に「CUSTOM SHOP」のページは、まさに芸術品の域に達したギターの数々を見ることができ、目の保養になるだけでなく、理想のサウンドを追求するためのインスピレーションを与えてくれます。
また、アーティストがフェンダーの楽器をどう使いこなしているかを紹介する「Fender Artists」のコーナーも必見です。あなたの好きなあのギタリストが、なぜそのモデルを選んだのか。その背景を知ることで、奏法や音作りのヒントが見つかることも少なくありません。公式サイトは、あなたの「音の引き出し」を増やしてくれる最高の教材なのです。
Gibson(ギブソン)公式サイト
このサイトを一言で表すと?
「ロックの魂、ここにあり」。レスポールやSG、ES-335など、太く、甘く、力強いサウンドで世界を魅了し続ける、もう一つの巨人です。
どんな人におすすめ?
- ロック、ハードロック、ブルースを愛するすべてのギタリスト
- パワフルなハムバッカーサウンドを追求したい方
- アコースティックギターのJ-45やハミングバードに憧れる方
具体的な活用術
Gibson公式サイトの魅力は、その圧倒的な存在感とブランドストーリーにあります。製品ページでは、ボディの木材(マホガニーやメイプルなど)がサウンドにどう影響するのか、ピックアップの種類による音色の違いは何か、といったギターの心臓部に関する深い知識を得ることができます。これらの知識は、今後あなたが新しい楽器を選ぶ際の、非常に強力な判断基準となるでしょう。
「Gibson TV」という映像コンテンツも秀逸です。有名アーティストのインタビューや工場の製造工程など、普段は見ることのできない貴重な映像が満載です。特に、熟練の職人たちが一本一本手作業でギターを組み上げていく様子は感動的で、自分の楽器をより一層大切にしようという気持ちにさせてくれます。
YAMAHA(ヤマハ)公式サイト
このサイトを一言で表すと?
「信頼と品質の総合デパート」。初心者向けからプロ仕様まで、あらゆるジャンルとレベルのプレイヤーを支える、日本の誇る総合楽器メーカーです。
どんな人におすすめ?
- これから楽器を始めたいと考えている完全初心者の方
- ギターだけでなく、ピアノやDTMなど他の楽器にも興味がある方
- 品質が安定した、コストパフォーマンスの高い楽器を探している方
具体的な活用術
ヤマハのサイトの強みは、その圧倒的な情報量と分かりやすさにあります。例えば、アコースティックギターの「Lシリーズ」やエレキギターの「PACIFICAシリーズ」のページを見てみてください。それぞれのモデルのコンセプトが明確で、どんなプレイヤーに向けた製品なのかが非常に丁寧に解説されています。初心者の方が「最初の1本」を選ぶ際に、これほど頼りになるサイトは他にないでしょう。
また、ヤマハは楽器だけでなく、私たちのような音楽教室や、防音室「アビテックス」など、音楽ライフ全体をサポートする製品・サービスを展開しています。「好きな時間に気兼ねなく練習したいな」と思ったら、防音室のページを覗いてみるのも面白いでしょう。あなたの音楽に関するあらゆる悩みに、ヤマハは答えを用意してくれているのです。
Roland / BOSS(ローランド/ボス)公式サイト
このサイトを一言で表すと?
「サウンドメイクの魔法使い」。ギタリストの足元に広がる小宇宙、エフェクターの世界を切り拓いてきたトップブランドです。
どんな人におすすめ?
- エレキギターの音作り(サウンドメイク)に興味が出てきた方
- 「ディストーション」「ディレイ」など、エフェクターの種類と効果を学びたい方
- ボーカリスト向けのルーパーやエフェクターを探している方
具体的な活用術
BOSSの公式サイトは、「エフェクターの教科書」として活用するのが最も効果的です。コンパクトエフェクターのページでは、定番の「DS-1 (Distortion)」や「DD-8 (Digital Delay)」など、各ペダルの機能が動画付きで非常に分かりやすく解説されています。「このツマミを回すと、音がこう変わる」というのを視覚と聴覚で理解できるため、楽器店で試奏する前の予習に最適です。
「Backstage」というコンテンツでは、プロミュージシャンが実際にどのようにBOSS製品を使っているかのセッティング例も公開されています。憧れのアーティストの音作りの秘密を垣間見ることで、「自分もこのエフェクターを試してみよう!」という新たなモチベーションに繋がります。音作りに悩み始めたら、まずこのサイトを訪れてみてください。必ずや、解決の糸口が見つかるはずです。
Martin Club Japan(マーティンクラブジャパン)
このサイトを一言で表すと?
「アコースティックギターの最高峰」。D-28や000-28など、全てのフィンガーピッカーとシンガーソングライターが憧れる、至高の響きをその手に。
どんな人におすすめ?
- アコースティックギターを真剣に極めたい方
- 弾き語りやフィンガースタイルに挑戦している方
- 一生モノの楽器を探している方
具体的な活用術
Martinの公式サイトは、アコースティックギターの「構造」と「歴史」を学ぶのに最適な場所です。なぜMartinのギターはあんなにも豊かで深い音がするのか?その秘密は、トップ材(スプルースやシダーなど)やサイド&バック材(ローズウッドやマホガニーなど)の組み合わせ、そして「Xブレーシング」と呼ばれる内部の構造にあります。これらの専門的な情報をじっくり読み解くことで、あなたの耳はさらに肥え、より深くアコースティックギターの世界を理解できるようになります。
イベント情報も要チェックです。有名アーティストによるライブや、専門家によるメンテナンス講習会など、Martinオーナーやファンにとって有益な情報が発信されています。こうしたコミュニティに参加することも、音楽を長く楽しむ秘訣の一つです。
【情報収集&練習編】プロの技と知識を吸収する!
素晴らしい楽器を手に入れても、正しい練習法や幅広い音楽知識がなければ宝の持ち腐れです。ここでは、あなたの日々の練習を豊かにし、ミュージシャンとしての視野を広げてくれる専門メディアをご紹介します。
リットーミュージック
このサイトを一言で表すと?
「音楽専門書の出版社が運営する、知の宝庫」。「ギター・マガジン」や「サウンド&レコーディング・マガジン」など、数々の専門誌で培われた信頼性の高い情報が集まる場所です。
どんな人におすすめ?
- 奏法や音楽理論を、体系的にじっくり学びたい方
- ギターだけでなく、DTMやレコーディングにも興味がある方
- 信頼できるレビューを参考に機材を選びたい方
具体的な活用術
リットーミュージックのウェブサイトでまず見てほしいのが、「Webマガジン」のセクションです。ギター・マガジンのウェブ版では、トッププロによる奏法解説動画や、マニアックな機材の深掘りレビューなど、雑誌に掲載された質の高い記事の一部を読むことができます。特に、プロの手元をアップで映した演奏動画は、ピッキングの角度や指の動きなど、独学では気づきにくいポイントを学ぶ絶好のチャンスです。
また、「DIGIMART(デジマート)」という同社が運営する楽器検索サイトへの入り口でもあります。新品だけでなく中古楽器も豊富なので、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。リットーミュージックのレビュー記事で知識を深め、デジマートで実物を探す。この流れは、賢い楽器探しの王道パターンと言えるでしょう。
YOUNG GUITAR (ヤング・ギター)
このサイトを一言で表すと?
「ギターヒーローを目指す者のための聖典(バイブル)」。特にハードロックやヘヴィメタルの超絶技巧フレーズの解説にかけては、右に出るものはいません。
どんな人におすすめ?
- 速弾きやタッピングなどのテクニカルなプレイに挑戦したい方
- ハードロックやヘヴィメタルが好きなギタリスト
- とにかく「カッコいいギターフレーズ」を弾けるようになりたい方
具体的な活用術
YOUNG GUITARの真骨頂は、なんといっても付録DVDと連動した奏法解説記事です。ウェブサイトでは、その一部やダイジェスト映像が公開されており、見ているだけで練習意欲が掻き立てられます。「こんなの弾けるわけない…」と最初は思うかもしれません。しかし、解説を読み込み、スロー再生で繰り返し練習することで、昨日まで弾けなかったフレーズが弾けるようになる。その成功体験は、あなたに絶大な自信を与えてくれます。
機材レビューも非常に実践的です。「このアンプは、80年代のブラウンサウンドを出すならこのセッティング!」といったように、具体的なサウンドを出すためのノウハウが満載です。理論よりもまず「音」で語る、その姿勢が多くのギターキッズを惹きつけてやまないのです。
BARKS(バークス)
このサイトを一言で表すと?
「音楽シーンの”今”がわかる、総合ニュースサイト」。最新のリリース情報からライブレポート、アーティストのインタビューまで、音楽に関するあらゆるニュースがここに集まります。
どんな人におすすめ?
- 好きなアーティストの最新情報をいち早くキャッチしたい方
- 自分の知らない新しい音楽やバンドに出会いたい方
- 音楽業界全体のトレンドや動向を知りたい方
具体的な活用術
BARKSは、日々の情報収集ツールとして習慣的にチェックするのがおすすめです。通勤・通学中に今日の音楽ニュースを眺めるだけでも、あなたの音楽に対するアンテナはどんどん高感度になっていきます。特に詳細なライブレポートは秀逸で、その場の熱気やアーティストの表情が伝わってくるような文章は、読むだけでライブに参加したかのような高揚感を味わえます。
また、新人アーティストのインタビュー記事も積極的に読んでみてください。彼らがどんな音楽に影響を受け、どんな想いで曲を作っているのかを知ることは、あなたの創作意欲を刺激してくれるはずです。音楽は、技術だけで成り立っているのではありません。その背景にあるストーリーや情熱に触れることで、あなたの演奏もより表現力豊かなものへと変わっていくでしょう。
サウンドハウス
このサイトを一言で表すと?
「楽器・音響機器の巨大オンラインストア&データベース」。圧倒的な品揃えと価格、そして膨大なユーザーレビューが魅力です。
どんな人におすすめ?
- 楽器や機材の購入を検討しているすべての人
- 特定の製品のスペックや相場価格を調べたい方
- 実際に製品を使った人の「生の声(レビュー)」を参考にしたい方
具体的な活用術
サウンドハウスは、単なるショッピングサイトではありません。世界中のあらゆる楽器・機材が集まる「巨大なデータベース」です。何か欲しい機材ができたら、まずはこのサイトで検索してみてください。公式サイトよりも多くの写真や、詳細なスペックが日本語で掲載されていることも少なくありません。
そして、このサイトの最大の価値は「ユーザーレビュー」にあります。実際に購入して使った人々の、忖度のないリアルな意見は、メーカーの宣伝文句よりも雄弁に製品の長所と短所を語ってくれます。「このギターはネックが太めだから、手の小さい人は注意」「このマイクは、こういう声質の人に合う」といった具体的な情報は、あなたの機材選びの失敗を劇的に減らしてくれるはずです。購入する・しないに関わらず、一つの製品を多角的に知るためのリサーチツールとして、これほど優れたサイトはありません。
【知識編】音楽を長く楽しむためのルールブック
音楽活動を公の場で行う上で、最低限知っておくべきルールがあります。特に著作権の知識は、あなたの創作活動を守り、他人の権利を尊重するために不可欠です。
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
このサイトを一言で表すと?
「音楽の権利を守る、公式ルールブック」。著作権について、最も正確で信頼できる情報がここにあります。
どんな人におすすめ?
- 好きな曲をカバーしてライブやSNSで発表したいと考えている方
- 将来的にオリジナル曲を作って発表したい方
- 音楽に携わる者として、正しい知識を身につけたいすべての方
具体的な活用術
「JASRAC」と聞くと、なんだか難しくて堅苦しいイメージがあるかもしれません。しかし、このサイトは非常に重要な情報源です。例えば、「演奏」や「録音」、「インターネット上での利用」など、様々なケースでどのような手続きが必要になるのか(あるいは不要なのか)が解説されています。「よくあるご質問(FAQ)」のコーナーは特に有用で、多くの人が抱く素朴な疑問に、一問一答形式で分かりやすく答えてくれています。
「YouTubeに”弾いてみた”動画をアップしたいけど、これって大丈夫?」と思った時、ネットの不確かな情報に頼るのではなく、まずJASRACの公式サイトで確認する癖をつけましょう。正しい知識は、あなたを不要なトラブルから守ってくれます。そして、音楽を創り出した人々へのリスペクトにも繋がるのです。
まとめ:情報収集を制する者は、上達を制す
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
今回は、あなたの大切な音楽ライフを、より豊かで確かなものにするための「信頼できるサイト10選」をご紹介しました。
もしかしたら、情報量が多すぎて少し疲れてしまったかもしれません。でも、それでいいんです。一度にすべてを理解する必要はありません。大切なのは、「迷った時に帰ってこれる場所を知っている」ということです。
ぜひ、今日ご紹介した10のサイト、そして何よりこのページ自体をブラウザにブックマークしてください。そして、練習の合間や、新しい機材が欲しくなった時、ふと音楽の知識を深めたくなった時に、いつでもここに戻ってきてください。
質の高い情報に触れ続ければ、あなたの耳は自然と肥え、感性は磨かれ、練習の質は格段に向上します。それは、私が保証します。
そして、これらの情報源から得た知識やテクニックを、実際に音にして、形にしていく場所が、私たちの音楽教室「PocketBeat.net」です。インプットした知識をどうアウトプットすればいいか、一人ひとりに寄り添って丁寧にサポートさせていただきます。
あなたの音楽ライフが、昨日よりも今日、今日よりも明日、もっともっと輝くものになることを、心から願っています。